繰り返し使えるカイロ『ハクキンカイロ』レビュー

今回ご紹介するのは繰り返し使用できる使い捨てない『ハクキンカイロ』です。

冬のキャンプでは手先が凍えて作業がしづらかったり、寝袋の中で足先が寒かったりするとたまったもんじゃありません。

そんな時に役立つのがこの『ハクキンカイロ』です。

今では冬キャンプには必須のアイテムです。

目次

基本情報

種類STANDARD
PEACOCK GIANT
mini
スノーホワイト
サイズSTANDARD 68×101×15(mm)
PEACOCK GIANT 70×110×20(mm)
mini 58×87×13.5(mm)
スノーホワイト 68×101×15(mm)
保温時間STANDARD 専用カップ1杯で約10~12時間、2杯で約24時間保温
PEACOCK GIANT 専用カップ4杯で約30時間保温
mini カップ1杯半で約18時間保温
スノーホワイト 専用カップ1杯で約10~12時間、2杯で約24時間保温。
材質カイロ本体:真鍮、火口:プラチナ・ガラス繊維、中綿:脱脂綿
付属品カイロ本体、火口、カップ、袋、説明書

ハクキンカイロの構造

出典:ハクキンカイロ株式会社

スノーホワイトはハクキンカイロのオンラインショップで購入可能です。

ハクキンカイロの特徴

ハクキンカイロは1923年創業のハクキンカイロ株式会社より販売されております。

100年以上も販売されているって凄いですよね。

愛され続けているのが伝わります。

2012年にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞のロングライフ賞を受賞されております。

文句なしのカッコ良さです。

使い捨てカイロの約13倍の熱量

たったの25ccのべンジンで最大約24時間保温でき、熱量は使い捨てカイロの約13倍もあります。

発熱温度も一定していて長時間温かさが持続するので、寒冷地やキャンプ等に威力を発揮します。

繰り返し使用できる

ハクキンカイロはベンジンを注油して繰り返し使用できるので、使い捨てカイロとは違い環境に優しいです。

さらに火口の金属部分や中綿の取り替えが可能なので、メンテナンスは容易にできます。

温かくなる仕組み

ハクキンカイロの温かくなる仕組みは、ベンジンの気化ガスが火口のプラチナと接触して発熱することにより、化学反応を起こしそのときに発生する酸化熱を応用しています。

ハクキンカイロの使い方

火口を取り外す

まずは蓋を外します。

上部に付いている火口の金属部分を引っ張り取り外します。

※火口の中にあるプラチナ触媒には直接触れないように気を付けてください。

火口を外すとこのような感じになります。

注油カップを取り付けベンジンを注ぐ

専用の注油カップが付属されておりますので、これを使ってタンクにベンジンを注油します。

ベンジンを使用する際は、ハクキンカイロ指定のベンジンがございます。

注ぎ口が注油しやすい形状となっておりますので、小さめの注油カップに注ぎやすいです。

タンクに注油カップを差し込みます。

注油カップにベンジンを注ぎます。

注油カップを回転させタンク内にベンジンを注入する

注ぎ終えましたらカップを90度回転させると、タンク内にベンジンが注入されます。

※ベンジンを入れすぎるとプラチナ触媒が湿り、点火時に火口が燃え上がったり、使用中に立ち消えたりするので注意が必要です。

ベンジンを入れすぎていないかの確認

注油カップを外し、カイロ本体を逆さまにして余分なベンジンが出ないか指先で中央を軽く2、3回押して確認します。

※ベンジンの入れすぎを防ぐために必ず実行しましょう。

火口を取り付けて、火をプラチナ触媒にあてる

火口を取り付けてマッチやライターの炎で3~5秒プラチナ触媒にあてます。

マッチで試してみます。

マッチがあっという間に消えるので3~5秒あてるのが地味に厳しいような気がします。

シンプルにライターが良いかと思います。

※カイロを逆さまにして点火すると、煤で火口が黒くなり傷みがはやくなります。

蓋をして袋に入れる

放っておくと少しずつ温かくなってきますが、手で触れなぐらい熱くなるので早めに蓋をして袋に入れてください。

専用の袋が付属されておりますので、こちらにカイロを入れます。

まとめ

オススメポイント

①使い捨てカイロの約13倍の熱量。

②最大約24時間保温できる。

③繰り返し何度も使用できる。

④部品の取り替えができるの長期間使用できる。

今回ご紹介した『ハクキンカイロ』は冬のキャンプに必須のアイテムとなりました。

使い捨てカイロよりも温かいので、手足が冷えたときに温めやすいです。

寝袋の中に入れておくと、じんわりと寝袋内が温かくなるので寒さ対策にもなります。

まだ購入していない方は是非ご検討ください。

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